SDM実践に役立つ「金のフレーズ」集

患者さんと一緒に治療法を考えていく中で、医療者の気持ちが上手く伝わらないこともあります。 患者さんとの良好なコミュニケーションを支援するフレーズをご紹介します。 SDMを行う上で、有用なフレーズですので、是非活用してみてください。

  • 「あなたの選択をサポートします」
  • 「今までと同じように、これからもサポートしていきます」
  • 「これからも幸せに生きていくための治療法を一緒に選びましょう」
  • 「今後出てくる不安についてもサポートしていきます」
  • 「今までの話のなかで、わかりづらいことはありますか?」
  • 「今の話で、なにか質問はありますか?」
  • 「今までの話のなかで心配なことはありますか?」
  • 「一緒に考えていきましょう」
  • 「今日だけでなくこれからもずっと一緒に考えていきましょう」
  • 「自分の腎臓ではまかなえないので、透析で補っていきたい。サポートさせてください。
    一緒に考えさせてください」(“サポート”というキーワード)
  • 「何回も話し合う機会をつくりますので」
  • 「一度治療がはじまったあとでも、治療の変更についても一緒に考えていきます」
  • 「どの治療法を選んでも、しっかりバックアップします」
  • 「相談に乗りますよ」
  • 「私たちと一緒に頑張りましょう」
  • 「何回も話し合う機会をつくります」
  • 「自分に一番適した治療法を最終的に選べるようにサポートします」
  • 「療法選択は選択しなおすことが出来るので、とりあえずやってみよう」
  • 「延命治療」ではなく「命をつなぐ」などの言葉
  • 保存期でがんばった患者さんが導入となり落胆する気持ちを受け止め、
    「こんなに頑張ったので、つぎの治療に至る猶予が出来ました」
  • 「患者さんらしく生きるために透析がある、透析のために生活がある訳ではない」
  • 透析を始めることで、「次のステップへ…」「新たな人生を…」
  • 「生活に寄り添った治療」「生活に負担が少ない」「どの治療が生活に馴染んでいるか」
  • 「ライフスタイルに合わせた治療を・・・」
  • 「患者さんの家族のステージが変更した時に治療の変更を検討しても良い」
  • 「何かを我慢するとかあきらめるのではなく、やりたいことをやっていくために
    どういう治療が良いのか一緒に考えていきましょう」
  • 「透析は一人でおこなうものではなく、周りの人と行う治療です」
  • 「〇〇さんが元気でなければお孫さん(△△さん)が心配するでしょう」
    (患者さんが大切に思っている△△さんを引き合いに出す)
  • 「大丈夫、どの治療でもあなたならできますよ」
  • 「チームで〇〇さんをサポートします」
  • 「○○先生がいるから大丈夫だよ」
  • 「みなさん初めはショックを受けられます」
  • 「大丈夫、どの治療でもあなたならできますよ」
  • 「大丈夫、どの治療でもできるように応援しますから」
  • 「どの治療を選んでもしっかりサポートします」
  • 「あなたの生活パターンにこのように透析が入ります」
  • 「どのような療養生活になるか一緒に考えてみましょう」
  • 「実際に見学することもできますよ」
  • 「患者さんが一番優先したいことは何ですか?」
  • 「あなたらしく生きていく方法を考えましょう」
  • 「治療において、何が一番、嫌ですか」
  • 「治療生活でどうしても譲れないことはなんですか?」
  • 「治療するにあたり、何が一番気になりますか?心配ですか?」
  • 「あなたの生きがいをお守りします」
  • 「ご家族はどのように考えていますか」
  • 「ご家族は、何を不安に感じていますか?」
  • 「今まで奥さん(介護者)も一緒に頑張ってご主人(患者)を支えて来られたんですね」
  • 「透析導入が必要とはなりましたが、いままでよく頑張って治療を継続されました」
  • 「透析導入が必要になったのは、患者さんやご家族のせいではなく、腎臓の病気のせいなんですよ」
  • 「私たちの意見をまとめますと、○○が、良いのではないかという話になりました」
  • 「私たちからのお勧めは、第一に〇〇治療、第2に〇〇、第3に〇〇がAさんには良いと考えています」
  • 「〇〇さんへの私たちのおすすめの治療は△△です。ほかにはこのような選択肢があります」
  • 「これが最終決定ではなく、治療法はいつでも変えることが可能です」